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機能
バックアップ
CA ARCserve D2D には、以下のバックアップ機能があります。
- フル、増分、検証などの異なる種類のバックアップを実行できます。
- 選択されたボリュームのみをバックアップするように指定するボリューム フィルタリング機能を提供します。
- 指定されたバックアップ先がローカル ボリュームにある場合、そのボリュームがバックアップされないことを通知する警告メッセージが表示されます。
- システム/ブート ボリュームがバックアップ用に選択されていない場合、バックアップをベア メタル復旧(BMR)に使用できないことを通知する警告メッセージが表示されます。
- マシンのすべての指定されたボリュームを保護します(ボリュームにバックアップ先が含まれている場合を除く)。
- バックアップ スケジュールを設定/変更できます(カスタマイズしたバックアップをすぐに開始することもできます)。
- 複数のマシンをリモートで管理できます(一度に 1 つずつ)。
- CA ARCserve D2D と CA ARCserve Backup の両方から同時にバックアップを実行できます。
- ステータス/通知情報を表示し、すぐにアクションを実行できるトレイ アイコンを提供します。
ブロック レベルの増分バックアップ
継続的な増分(I2)スナップショット
- 最初に 1 つのフル バックアップを作成し、(最初のフル バックアップ以降は)継続的に増分バックアップ作成します。
- 使用するストレージ容量を削減し、バックアップをこれまでより高速で実行します。また、実稼働サーバへの負荷を軽減します。
- 使用するディスク ストレージを最適化しながら、増分の変更を自動的に分割(マージ)します。
アプリケーションの整合性を保つバックアップ
- Windows ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)利用して、VSS に対応したアプリケーションのデータ整合性を保ちます。
- Microsoft SQL Server および Microsoft Exchange Server の両方を(フル惨事復旧を実行せずに)回復できます。
アドホック バックアップ
注: アドホック バックアップとは、事前に準備したり計画に組み込んだりするのではなく、必要となった場合に作成するバックアップです。
- スケジュールされたバックアップ以外に、「アドホック」でバックアップを実行できる柔軟性があります。
たとえば、フル、増分、検証バックアップを繰り返し実行するスケジュールが設定されている状況でマシンに大幅な変更を加える場合、次にスケジュールされたバックアップを待つかわりに、すぐにバックアップを実行することができます。
- カスタマイズされた(スケジュールされていない)復旧ポイントを追加できるため、必要な場合には以前の Point-in-Time までロールバックすることができます。
たとえば、パッチまたはサービス パックをインストールした後、マシンのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことが判明した場合、そのパッチやサービス パックが含まれていないアドホックのバックアップ セッションまでロールバックすることができます。
バックアップ先の変更
復旧ポイントのエクスポート
- 復旧ポイント情報をエクスポートし、致命的な惨事の場合にはオフサイトに安全に格納する機能を提供します。復旧ポイントを複数の場所に保存することもできます。 また、デスティネーションに空き容量がない場合、その時点の正確な状態を示す 1 つの復旧ポイントにバックアップを統合することを検討してください。 エクスポートする復旧ポイントを選択すると、指定した時点に作成されたバックアップ ブロックだけでなく、最新のフル バックアップ イメージを再作成するのに必要な以前のバックアップ ブロックすべてがキャプチャされます。
バックアップ ステータス モニタ
CA ARCserve D2D では以下をモニタできます。
- 前回のバックアップ ステータス
- 復旧ポイント
- バックアップ先の容量
- 保護サマリ
- 最新のバックアップ
- 全バックアップの成功率
- ライセンス通知
ジョブ ステータス モニタ
CA ARCserve D2D では以下をモニタできます。
- 次にスケジュールされたジョブに関する詳細
- 現在実行されているジョブに関する詳細
リストア
CA ARCserve D2D には、以下のリストア機能があります。
- 特定の復旧ポイントからのデータのリストア
- リストアするファイル/フォルダの検索/参照
- リストア先を別のサーバに設定
リストアの種類
CA ARCserve D2D のリストアには 3 種類あります。
ディスク サイズの変更
リモート展開
CA ARCserve D2D をサーバにインストールした後、さらに他のサーバにリモートで展開することができます。
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